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2020.08.31

[メルマガ] すぐに使えるZoomのテクニックをご紹介します!(1)


拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。


そろそろ8月も終わりに差し掛かってきましたが、まだまだ暑いですね。


こういう時に在宅勤務ですと、通勤や帰宅で暑い思いをしなくて良いのは嬉しい限りです。

ただその分の電気代の請求が怖いですが…w


 すでにZoomについてはこのメールマガジンでお伝えしていますが、皆様の周囲ではご利用になる機会は多いでしょうか?  社内ミーティングや社外とのやり取りなど、様々な利用シーンがあるかと思いますが、今回はそんなZoomで『直ぐに使えるテクニック』をご紹介したいと思います。  ちょっとした設定や手順を知っているだけで使い勝手がとても良くなりますので、是非お試しください!


目次

  1. ブレイクアウトセッションを移動する
  2. 画面共有中の「見えたら困る…」を防ぐ

1.ブレイクアウトセッションを移動する

ホストなら問題なく移動できますが…

 ブレイクアウトセッションは非常に便利な機能で、参加者を少人数のグループに分けて会話することができます。

 特に研修でペア・グループワークを実施する際には必須機能で、利用シーンが多いです。


 しかしそのまま利用していると、各セッションをいつでも自由に巡回できるのは実はホストのみなんです。


 ミーティング毎にホストは1名だけなので、複数人がそれぞれセッションを移動できないということになります。


 研修の場で言えば、メイン講師は巡回できても、サブ講師や運営事務局スタッフなどはできないという事態になったりします。


 これだと折角の便利な機能が損なわれてしまいそうですが、実は解決する方法があります。

ホスト以外のメンバーも「共同ホスト」ならブレイクアウトセッションを移動できる!

 Zoomには「共同ホスト」という機能があり、本来のホストほど権限が強くないですが、一般の参加者よりも強い権限を持ったユーザを設定することができます。 共同ホストに設定された参加者はホストと同様にブレイクアウトセッション間を自由に移動できるようになるのです。


 さらに、共同ホストに人数の上限はないので、参加者全員を共同ホストに設定することで、全員が自由にブレイクアウトセッション間を移動できるようにすることもできます。


 ただし、いくつかの手順を踏まないと出来ないので、その方法をお伝えします。

  • ホストが共同ホストを任意のブレイクアウトセッションに割り振る。
  • 共同ホストは割り振られたブレイクアウトセッションに先ず移動する。
  • 移動が完了した時点からブレイクアウトセッション間の移動が可能になる。


 講師として研修に関わる身としてはこのテクニックは非常に便利といいますか、複数人で講師を担当する場合は殆ど必須と言ってもいいテクニックです。 もちろん、社内行事(部門や全社のミーティング)やオンラインでのテレワークなどで部門やプロジェクトをブレイクアウトルームに割り当てている場合の行き来にも応用することができるかと思います!

2.画面共有中の「見えたら困る…」を防ぐ

いわゆる「誤爆」が起きる可能性が…

 Zoomでよく使われる機能であろう「画面共有機能」に関してもちょっとしたテクニックがあります。


 画面共有中にありがちなのが「あまり見られたくない情報も共有されてしまう」ということではないでしょうか。


 SlackやTeamsなどは設定を変更しないとデスクトップに通知が来てしまうので、画面共有中にメッセージの内容が見えてしまう…なんてことがあり得ます。


 ミーティング中に参加者同士で内々に伝えなければいけないことがあったりした場合なども困りますよね。


 ミーティング内でのプライベートチャット(送信先の参加者のみに表示されるチャット)でも解決できますが、他のチャットと併せて表示されてしまう点や、送信先を間違えてしまうと取り返しがつかないという難点があります。

Zoomアプリケーションのチャットで解決!

Zoomチャット機能


 もっと安全な方法としてZoomアプリケーションに存在しているチャット機能を使う方法があります。


 どうしてこれが安全なのかというと、Zoomの画面共有には「Zoomのアプリケーションのウィンドウは表示されない」という仕組みがあるからなんです。


 もちろんこれはZoomのチャットであるため、Zoomアカウントへの登録と、そのアカウントの連絡先を知らないといけない点にはご注意ください。


 Zoomアプリケーションを起動した後、画像上部にある赤丸をクリックするとこのような画面になります。スレッド形式で返信もできるので、簡易版Slackの様な印象です。


 仮に画面共有中にこの画面をフルスクリーンで開いたとしても、この画面だけは共有されない仕様になっていますので、誤爆の心配がないのです。

今後もテクニックを配信していきます!

公式サイトでは意外と見つからないテクニックも多いです

 ご紹介したテクニックは何故か公式サイトを探しても見つかりません。せっかく便利な機能なのに、どうして宣伝しないのか個人的には気になりますが…。


 Zoomにはこのような知っていると便利な使い方が他にもあります。ナレッジエックスは今年1月からZoomの検証を重ね、4月からの新人研修では今年だけで延べ180日間(社員全員の合計日数)のZoom研修登壇の実績があります。そこからの知見・ノウハウを、今後もこのメールマガジンでお伝えしていきたいと思います!  少しでも皆様のお役に立てましたら幸いです。


【参考】Zoom公式サイト: https://zoom.us/jp-jp/meetings.html


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※当ページは弊社発行のメールマガジンの内容を再編集して掲載しております


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